乾燥肌
お肌の乾燥が気になる方はいらっしゃいませんか?もちろん、この時期(秋)は、空気が乾燥しているので、お肌も乾燥します。しかし、乾燥がひどい人とそうでない人がいます。なぜかというと、お肌は体の内側から潤いを得ているからです。内臓(内側)が潤っている人と、そうでない人がいるのです。ですから外から化粧水やクリームなどで潤いを足そうとしても、内臓から乾いている人は なかなか お肌の改善が見られないのです。
中医学では「肌は内臓を映す鏡」という言葉があります。 つまり顔や、カカトが乾いているということは、内臓も乾いている証拠なのです。他にも便秘、カラセキ、ドライアイ、口の乾燥、髪のパサツキなども内臓が乾いている証拠です。 季節以外にも加齢は、内臓を乾燥させる大きな要因の一つです。つまり、年齢により出てきた、肌の乾燥などにも対処ができます。
乾燥肌の原因 ● エアコンの長時間使用 ● 長時間の入浴と洗剤や石けんの多量使用 ● 皮膚のこすりすぎ ● 鉄分不足 など
乾燥肌は病気ではありませんが、お化粧ののりが悪くなる、年齢より老けて見えるなど、女性にとってはとくに気になる悩みです(ただし、重度の乾燥とかゆみは「皮脂欠乏性湿疹」という病気として扱われることがあります)。それから、乾燥肌が続くと敏感肌を合併してかゆみが出たり、シミができやすくなったりと、さらなる悩みが生じる原因にもなります。こうした乾燥肌に対しては、日々のスキンケアとともに、ライフスタイルの改善が大事になります。
乾燥肌の原因 ● 体を洗うとき、ナイロンタオルでゴシゴシこすらない。 ● 石けんは低刺激性のものを。(毎日全身を石けんで洗う必要はない。) ● 熱めの湯に入らない。 ● 風呂上がり(シャワーの後)は、保湿剤を塗る(保湿剤は市販のものでOK) ● ウールや化学繊維など、皮膚に刺激のある洋服・下着は身につけない。 ● 睡眠をしっかりとる。 ● 緑黄色野菜を中心に、野菜をたくさんとる。 ● 鉄分をしっかりとる。 ● 禁煙 ● 日焼け止めや帽子、日傘などで、紫外線対策をしっかり。 ● 加湿器などを利用して、部屋を乾燥させない (ホットカーペットや電気毛布はNG)。 |