小金丸の概説
小金丸は北京同仁堂から造られた黒褐色の小丸で、香りがあり、味が微苦です。 小金丸は散結(できもの、塊を解消すること)、消腫(腫れ、腫れ物を消すこと)、化於(血を解消すること)、止痛(痛み止め)の作用があります。痰気凝滞(咽喉部に異物感のあるものを指すこと)による瘰癧(頸部の慢性リンパ節腫大をいい、頸部リンパ節結核をさすことが多い。頸部に肥大したリンパ節が念珠状に累々と連なり、歴々と数えることができること)、甲状腺肥大、乳がん、乳癖(乳房の腫瘤)、骨及び骨関節の腫大(関節炎による腫脹であり、骨過形成による関節腫大)、腫硬作痛などに用いられます。 小金丸の飲み方
1回20丸〜50丸を1日2回、水またはお湯で服用してください。 小金丸の処方成分
麝香(じゃこう)、木鼈子、製草烏(せいそうう)、楓香脂、乳香(にゅうこう)、没薬(もつやく)、五霊脂(ごれいし)、当帰(とうき)、地竜(じりゅう)、香墨 小金丸の注意事項
△使用前に必ず添付されている説明文書をお読みください また、必要な時に読めるように大切に保管してください △一日の摂取目安量を守ってください。 △使用後、不快な症状を感じた場合は、使用を中止し、医師又は薬剤師にご相談してください。 △妊娠または妊娠をしていると思われる方は服用禁止です。 △お子様の手の届かない所に保管してください。 △他の容器に入れ替えないでください。 |