同仁大活絡丸(金箔)の概説 同仁大活絡丸(金箔)は北京同仁堂から造られた表面に金箔が覆いである漢方丸剤です。その金箔を取り除くと黒色の大蜜丸が見えます(金箔は同仁大活絡丸の成分の一つであります。わざわざ取り除く必要がありません。金箔を一緒に服用すると、薬効がさらに効果的であります)。同仁大活絡丸は香りがあり、味が甘・苦です。 同仁大活絡丸(金箔)は去風(風邪を除くこと)、舒筋(筋肉の動きを伸びやかにすること)、活絡(経絡の流れを活発にすること)、除湿(体内の余分な水分を排出させること)の作用があります。風寒湿痺による肢体疼痛、足と手の痺れ、筋脈拘攣、口眼歪斜(口や目が歪んで閉じることができなくなることをいい)、半身不随、言語不清などに用いられます。 同仁大活絡丸(金箔)の飲み方 1回2丸を1日2回、水またはお湯で服用してください。 服用の詳しい方:外包を割り、中の丸薬を小さく切り、数回に分けて飲んでください。或いはそのまま、かんで服用してください。 同仁大活絡丸(金箔)の処方成分 安息香(あんそくこう)、烏梢蛇(うしょうだ)、製草烏、豹骨、白朮(びゃくじゅつ)、竜脳(りゅうのう)、沈香(じんこう)、赤芍(せきしゃく)、大黄(だいおう)、当帰(とうき)、地竜(じりゅう)、丁香(ちょうこう)、豆蒄(ずく)、防風(ぼうふう)、甘草(かんぞう)、葛根(かっこん)、骨砕補(こつさいほ)、広藿香(こうかっこう)、何首烏(かしゅう)、紅参(こうじん)、黄連(おうれん)、黄芩(おうごん)、僵蚕(きょうさん)、麻黄(まおう)、牛黄(ごおう)、羌活(きょうかつ)、亀板(きばん)、青皮(せいひ)、全蝎(ぜんかつ)、肉桂(にっけい)、乳香(にゅうこう)、麝香(じゃこう)、熟地黄(じゅくぢおう)、天麻(てんま)、天南星(てんなんしょう)、威霊仙(いれいせん)、烏薬(うやく)、細辛(さいしん)、香附(こうぶ)、玄参(げんじん)、血竭(けっけつ)、水牛角濃縮粉等50種類の生薬 同仁大活絡丸(金箔)の注意事項 △使用前に必ず添付されている説明文書をお読みください また、必要な時に読めるように大切に保管してください △一日の摂取目安量を守ってください。 △使用後、不快な症状を感じた場合は、使用を中止し、医師又は薬剤師にご相談してください。 △妊娠または妊娠をしていると思われる方は服用禁止です。 △お子様の手の届かない所に保管してください。 △他の容器に入れ替えないでください。 |