紫雪散の概説
紫雪散は北京同仁堂から造られた熱病、高熱、落ち着かず、失神、痙攣、便秘、尿の色が濃い等を治療する漢方薬です。清熱解毒(火熱極盛による「熱毒」「火毒」を清解すること)、開竅(温める薬物を用い、患部や身体の一部が寒けや冷感を伴うものを治療すること)、鎮痙の作用があります。方剤学では、局方至宝丹、安宮牛黄丸、紫雪散をあわせて「三宝」と呼びます。 紫雪散の飲み方
1回1.5〜3グラムを1日2回、水またはお湯で服用してください。 紫雪散の処方成分
石膏(せっこう)、寒水石(かんすいせき)、滑石(かっせき)、磁石(じせき)、木香(もっこう)、沈香(じんこう)、玄参(げんじん)、羚羊角(れいようかく)、麝香(じゃこう)、水牛角濃縮粉、朱砂(しゅしゃ)、升麻(しょうま) 紫雪散の注意事項
△使用前に必ず添付されている説明文書をお読みください また、必要な時に読めるように大切に保管してください △一日の摂取目安量を守ってください。 △使用後、不快な症状を感じた場合は、使用を中止し、医師又は薬剤師にご相談してください。 △妊娠または妊娠をしていると思われる方は服用禁止です。 △お子様の手の届かない所に保管してください。 △他の容器に入れ替えないでください。 |