止咳橘紅丸の概説 止咳橘紅丸は北京同仁堂から造られた黄褐色の大蜜丸で、味が少々甘・苦です。止咳橘紅丸は宣肺(肺の機能を高めること)、潤燥(水分が不足し乾燥したものを潤すこと)、止咳(咳をとめる)、去痰(痰を除く)の作用があります。 止咳橘紅丸は肺の燥熱によるから咳き、多痰(痰が多い)、息切れ、口苦(口が苦い)、口の渇きなどに用いられます。 止咳橘紅丸の飲み方 1回2丸を1日2回、水またはお湯で服用してください。 服用の詳しい方:外包を割り、中の丸薬を小さく切り、数回に分けて飲んでください。或いはそのまま、かんで服用してください。 止咳橘紅丸の処方成分 化橘紅(かきっこう)、陳皮(ちんぴ)、法半夏(ほうはんげ)、茯苓(ぶくりょう) 、甘草(かんぞう)、紫蘇子(しそし) 、杏仁(きょうにん) 、紫苑(しおん) 、款冬花(かんとうか) 、麦門冬(ばくもんどう) 、瓜呂皮(かろうぴ)、 知母(ちも)、 桔梗(ききょう)、 地黄(ぢおう) 、石膏(せっこう) 止咳橘紅丸の注意事項 △使用前に必ず添付されている説明文書をお読みください また、必要な時に読めるように大切に保管してください △一日の摂取目安量を守ってください。 △使用後、不快な症状を感じた場合は、使用を中止し、医師又は薬剤師にご相談してください。 △お子様の手の届かない所に保管してください。 △他の容器に入れ替えないでください。 |